平塚市議会 > 2022-12-06 >
令和4年12月定例会(第6日) 名簿
令和4年12月定例会(第6日) 本文

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  1. 平塚市議会 2022-12-06
    令和4年12月定例会(第6日) 本文


    取得元: 平塚市議会公式サイト
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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和4年12月定例会(第6日) 本文 2022-12-21 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 65 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯数田俊樹議長 選択 2 : ◯落合克宏市長 選択 3 : ◯数田俊樹議長 選択 4 : ◯金子修一総務経済常任委員長 選択 5 : ◯数田俊樹議長 選択 6 : ◯数田俊樹議長 選択 7 : ◯数田俊樹議長 選択 8 : ◯数田俊樹議長 選択 9 : ◯出村 光都市建設常任委員長 選択 10 : ◯数田俊樹議長 選択 11 : ◯数田俊樹議長 選択 12 : ◯数田俊樹議長 選択 13 : ◯数田俊樹議長 選択 14 : ◯佐藤貴子環境厚生常任委員長 選択 15 : ◯数田俊樹議長 選択 16 : ◯数田俊樹議長 選択 17 : ◯数田俊樹議長 選択 18 : ◯数田俊樹議長 選択 19 : ◯片倉章博教育民生常任委員長 選択 20 : ◯数田俊樹議長 選択 21 : ◯数田俊樹議長 選択 22 : ◯11番 松本敏子議員 選択 23 : ◯数田俊樹議長 選択 24 : ◯数田俊樹議長 選択 25 : ◯数田俊樹議長 選択 26 : ◯数田俊樹議長 選択 27 : ◯数田俊樹議長 選択 28 : ◯数田俊樹議長 選択 29 : ◯金子修一総務経済常任委員長 選択 30 : ◯数田俊樹議長 選択 31 : ◯出村 光都市建設常任委員長 選択 32 : ◯数田俊樹議長 選択 33 : ◯佐藤貴子環境厚生常任委員長 選択 34 : ◯数田俊樹議長 選択 35 : ◯片倉章博教育民生常任委員長 選択 36 : ◯数田俊樹議長 選択 37 : ◯数田俊樹議長 選択 38 : ◯数田俊樹議長 選択 39 : ◯数田俊樹議長 選択 40 : ◯数田俊樹議長 選択 41 : ◯諸伏清児議会運営委員長 選択 42 : ◯数田俊樹議長 選択 43 : ◯数田俊樹議長 選択 44 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 45 : ◯数田俊樹議長 選択 46 : ◯21番 金子修一議員 選択 47 : ◯数田俊樹議長 選択 48 : ◯21番 金子修一議員 選択 49 : ◯数田俊樹議長 選択 50 : ◯21番 金子修一議員 選択 51 : ◯数田俊樹議長 選択 52 : ◯15番 須藤量久議員 選択 53 : ◯数田俊樹議長 選択 54 : ◯7番 上野仁志議員 選択 55 : ◯数田俊樹議長 選択 56 : ◯数田俊樹議長 選択 57 : ◯数田俊樹議長 選択 58 : ◯数田俊樹議長 選択 59 : ◯数田俊樹議長 選択 60 : ◯数田俊樹議長 選択 61 : ◯数田俊樹議長 選択 62 : ◯数田俊樹議長 選択 63 : ◯数田俊樹議長 選択 64 : ◯落合克宏市長 選択 65 : ◯数田俊樹議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                   午前10時00分開議 ◯数田俊樹議長  おはようございます。ただいまから令和4年12月第4回平塚市議会定例会第6日目の会議を開きます。  本日の議事日程及び諸般の報告は印刷配付のとおりですので、それによって御承知願います。  日程に入ります前に、市長から定例会第5日目の答弁の訂正を求められておりますので、発言を許可いたします。 2: ◯落合克宏市長  私から答弁の訂正をお願いいたします。12月12日、定例会第5日の10番石田雄二議員の4、大神地区への医療施設の誘致についての再質問の答弁で、大神地区自治連合会長と取り交わした確認書の4つの条件の中に病院の表示はないと発言しましたが、正しくは表記がございますので、訂正し、おわび申し上げます。  ごみ焼却施設に関する大神地区との約束については、当初、医療施設の設置となっていました。その後、ツインシティ大神地区に病院設置を希望する医療法人が現れたことから、平成24年に確認書を取り交わす時点では、医療施設(病院)としたものです。しかし、残念ながら、その後、医療法人から、経営上の判断から進出を断念するとの申入れがあり、また、国、県において、病床数の縮減の方針が示されたことから、これらの経緯を大神地区に説明し、本市として、今後は診療所の誘致を目指すことを御報告させていただき、現在、誘致を進めております。  なお、現時点では、確認書を修正しておらず、その表記が残っておりますが、大神地区におかれては御理解いただいているものと考えております。  以上です。      ※ 議案第73号 平塚市職員の降給に関する条例      ※ 議案第74号 平塚市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する              条例の一部を改正する条例      ※ 議案第75号 平塚市職員定数条例の一部を改正する条例      ※ 議案第76号 平塚市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例      ※ 議案第77号 平塚市市税条例の一部を改正する条例      ※ 議案第85号 令和4年度平塚市競輪事業特別会計補正予算              (委員長報告・表決) 3: ◯数田俊樹議長  それでは、これより日程に入ります。  日程第1、議案第73号「平塚市職員の降給に関する条例」、議案第74号「平塚市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例」、議案第75号「平塚市職員定数条例の一部を改正する条例」、議案第76号「平塚市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例」、議案第77号「平塚市市税条例の一部を改正する条例」、議案第85号「令和4年度平塚市競輪事業特別会計補正予算」、以上の6案件を一括議題といたします。
     本件について、委員会審査の結果報告を求めます。金子修一総務経済常任委員長。                 〔21番金子修一議員登壇〕 4: ◯金子修一総務経済常任委員長  おはようございます。ただいま議長から報告を求められました6案件につきまして、総務経済常任委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第73号「平塚市職員の降給に関する条例」、議案第74号「平塚市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例」、議案第75号「平塚市職員定数条例の一部を改正する条例」についてであります。  これら3案件につきましては、質疑、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第76号「平塚市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例」についてであります。  質疑では、この条例の施行により、来年度以降に退職する職員の身分や待遇について問われたのに対し、「課長代理以上の者は、主管に降任し、それ以外の者は、現在の職にとどまり業務に当たり、給料については、60歳時の7割水準となる」との答弁がありました。さらに、今後、実務から遠ざかっていた管理職の定年退職者が増えていくが、経験を生かした適正配置がされるのかなども尋ねられておりました。  おおむね以上のような質疑の後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第77号「平塚市市税条例の一部を改正する条例」についてであります。  質疑では、企業や市民の活動が活発化するような改正でなければならない。これから本市が行っていく政策に寄与する改正の考えがあるのかなどを尋ねられておりました。  おおむね以上のような質疑の後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  最後に、議案第85号「令和4年度平塚市競輪事業特別会計補正予算」についてです。  質疑では、競輪場施設整備基金積立金について、通常は年度末に行っている積立てをこの時期に行う理由について問われたのに対し、「今年度の9月補正でも積立てをしており、開催を実施するごとに実績で売上げが上がっているため、開催ごとに精算を行い、差額を補正し、積立てをしている」との答弁がありました。  おおむね以上のような質疑の後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わりますので、よろしく御審議お願いいたします。 5: ◯数田俊樹議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 6: ◯数田俊樹議長  これで委員長報告を終わります。  本件については、討論通告がありませんので、これより直ちに採決いたします。  お諮りします。議案第73号、第74号、第75号、第76号、第77号及び議案第85号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 7: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第73号、第74号、第75号、第76号、第77号及び議案第85号は、原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議案第82号 指定管理者の指定について〔湘南ひらつかビーチセンター〕      ※ 議案第83号 町の区域の新設等について      ※ 議案第88号 令和4年度平塚市下水道事業会計補正予算              (委員長報告・表決) 8: ◯数田俊樹議長  次に、日程第2、議案第82号「指定管理者の指定について〔湘南ひらつかビーチセンター〕」、議案第83号「町の区域の新設等について」、議案第88号「令和4年度平塚市下水道事業会計補正予算」、以上の3案件を一括議題といたします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。出村光都市建設常任委員長。                 〔26番出村 光議員登壇〕 9: ◯出村 光都市建設常任委員長  おはようございます。ただいま議長から報告を求められました3案件につきまして、都市建設常任委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第82号「指定管理者の指定について〔湘南ひらつかビーチセンター〕」です。  質疑、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  続きまして、議案第83号「町の区域の新設等について」です。  質疑では、町の区域の新設によって市民が行う手続の内容や、それらがワンストップでできないか尋ねられたほか、手続を行わなかった場合の影響の有無について尋ねられておりました。  おおむね以上のような質疑の後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  最後に、議案第88号「令和4年度平塚市下水道事業会計補正予算」です。  質疑、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わりますので、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 10: ◯数田俊樹議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 11: ◯数田俊樹議長  これで委員長報告を終わります。  本件については、討論通告がありませんので、これより直ちに採決いたします。  お諮りします。議案第82号、第83号及び議案第88号の3案件は、いずれも原案どおり可決することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 12: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第82号、第83号及び議案第88号の3案件は、いずれも原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議案第78号 平塚市手数料条例の一部を改正する条例      ※ 議案第79号 平塚市民病院職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する              条例      ※ 議案第86号 令和4年度平塚市国民健康保険事業特別会計補正予算      ※ 議案第87号 令和4年度平塚市介護保険事業特別会計補正予算              (委員長報告・表決) 13: ◯数田俊樹議長  次に、日程第3、議案第78号「平塚市手数料条例の一部を改正する条例」、議案第79号「平塚市民病院職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」、議案第86号「令和4年度平塚市国民健康保険事業特別会計補正予算」、議案第87号「令和4年度平塚市介護保険事業特別会計補正予算」、以上の4案件を一括議題といたします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。佐藤貴子環境厚生常任委員長。                 〔1番佐藤貴子議員登壇〕 14: ◯佐藤貴子環境厚生常任委員長  ただいま議長から報告を求められました4案件につきまして、環境厚生常任委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第78号「平塚市手数料条例の一部を改正する条例」、議案第79号「平塚市民病院職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」、議案第86号「令和4年度平塚市国民健康保険事業特別会計補正予算」についてであります。  これら3案件につきましては、質疑、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第87号「令和4年度平塚市介護保険事業特別会計補正予算」です。  質疑では、一般介護予防事業での通信運搬費の増額理由や補正予算の財源について尋ねられておりました。  おおむね以上のような質疑の後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わりますので、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 15: ◯数田俊樹議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 16: ◯数田俊樹議長  これで委員長報告を終わります。  本件については、討論通告がありませんので、これより直ちに採決いたします。  お諮りします。議案第78号、第79号、第86号及び議案第87号の4案件は、いずれも原案どおり可決することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 17: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第78号、第79号、第86号及び議案第87号の4案件は、いずれも原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議案第72号 平塚市個人情報の保護に関する法律施行条例      ※ 議案第80号 平塚市個人情報保護条例を廃止する条例      ※ 議案第81号 指定管理者の指定について〔平塚市聖苑〕              (委員長報告・討論・表決) 18: ◯数田俊樹議長  次に、日程第4、議案第72号「平塚市個人情報の保護に関する法律施行条例」、議案第80号「平塚市個人情報保護条例を廃止する条例」、議案第81号「指定管理者の指定について〔平塚市聖苑〕」、以上の3案件を一括議題といたします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。片倉章博教育民生常任委員長。                 〔17番片倉章博議員登壇〕 19: ◯片倉章博教育民生常任委員長  ただいま議長から報告を求められました3案件につきまして、教育民生常任委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  議案第72号「平塚市個人情報の保護に関する法律施行条例」についてであります。  質疑では、本市において、どのような経緯で法律施行条例を制定しようと考えたのか、また、国の法律で市民の個人情報が安全に守られるのか問われておりました。さらに、今後の個人情報保護に関する取扱いについても質疑がありました。  おおむね以上のような質疑の後、討論では「この条例の根本にあるのは、国が容易照合性という新たな定義をつくって、本人の特定が容易にされなければ個人情報ではないという理論で進められている。市民の個人情報を匿名加工すれば個人情報ではないとして、企業に大量提供することが狙いである。これまでも、本市では毎年小規模の情報漏えいが数多く発生しており、これからは大量の個人情報が危険にさらされる。本市が国の法をそのまま運用して施行条例のみにしたことは、議会としても行政と一緒になり、プライバシー保護について議論すべきだったと反省している。個人情報保護の重要性を知らせていくと同時に、市民の個人情報を守る立場から、条例の制定は容認しないことから反対する」との反対の討論がありました。  採決いたしました結果、賛成者起立多数で、原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第80号「平塚市個人情報保護条例を廃止する条例」についてであります。  質疑はなく、討論では、議案第72号「平塚市個人情報の保護に関する法律施行条例」に反対したことから、議案第80号についても反対するとの討論がありました。  採決いたしました結果、賛成者起立多数により、原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第81号「指定管理者の指定について〔平塚市聖苑〕」についてであります。  質疑では、聖苑の指定管理料が、今回出されたほかの指定管理と比べてかなり高額な理由と内訳を問われておりました。また、市外の方の利用料金が適正なのかも尋ねられておりました。  おおむね以上のような質疑の後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わりますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 20: ◯数田俊樹議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 21: ◯数田俊樹議長  これで委員長報告を終わります。  これより討論を行います。あらかじめ通告がありますので、それに従って発言を許可いたします。11番松本敏子議員。                 〔11番松本敏子議員登壇〕 22: ◯11番 松本敏子議員  日本共産党平塚市議会議員団を代表し、議案第72号「平塚市個人情報の保護に関する法律施行条例」及び議案第80号「平塚市個人情報保護条例を廃止する条例」に対し、反対する立場から討論を行います。  昨年5月に公布された改正個人情報保護法は、これまでそれぞれの地方自治体が条例で独自に設けてきた個人情報保護条例をリセットさせ、国が定める統一ルールに従わせるというものです。この個人情報保護法に対しては、思想信条を問わず、多くの国民が懸念を抱いている問題です。そのため、神奈川県の審議会をはじめ、県内の複数の自治体の審議会でも懸念を表明し、情報漏えい防止、個人のプライバシー保護のために必要な対応を取ることが大切だとする審議会意見が相次ぎ出されてきた経緯があります。それぞれの地方自治体では、国の政策に一定の整合性を持ちながらも、個人情報の適正な取扱いを確保するために、地域の特性に応じた独自の条例を制定したところもあります。
     この条例の根本にあるのは、国が容易照合性という新たな定義をつくって、本人の特定が容易にされなければ、個人情報ではないという論理です。市民の個人情報を匿名加工すれば、個人情報ではないとして、企業に大量に提供しようというのが狙いです。これまで平塚市個人情報保護運営審議会では、その都度、市の各部署において情報漏えいが発生したことを報告されています。そのたびに事故の根本を検証し、再発防止に努めていますが、どんなに再発防止策を講じても、ヒューマンエラーは起こっているのが実態です。  しかし、これからは、民間や国の行政機関、独立行政法人が保有していた3つの個人情報保護法を一元化し、マイナポータルを入り口として、行政だけでなく、そのビッグデータを各企業が営利のために活用できるようにするものです。大量なデータを加工業者に発注した段階で、漏えいや間違いが起こったとしても、どこまで報告されるのかも全く不透明です。平塚市は、パブリックコメント募集のための資料として添付している国の法律に一本化することへのQ&Aでも、悪意ある民間事業者が市の情報を悪用することはないかという問いに、御心配の必要はないかと思われますとし、また、個人情報漏えいや悪用などの危険性は高まらないのかという問いにも、御心配の必要はないかと思われますという非常に曖昧な回答をしながら、国の法律をそのまま運用するものです。  地方自治法第2条第13項及び第14項において、各自治体は、自治事務の実施に当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、地域の特性に応じて実施できるよう特別な配慮がされており、法律を自主的に解釈して運用する権利があるとされています。そのため、他市では、匿名加工情報に対する懸念が払拭できないとして、国の法律の匿名加工情報を取り扱わない条例改正をしたところもあります。平塚市も、匿名加工情報の導入を見送るとしています。つまり、平塚市もそうした懸念があることを認めているということであり、平塚市は、市民のプライバシー保護の観点から、しっかりと平塚市独自の個人情報保護条例を明記すべきではないでしょうか。  個人情報は個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきであり、プライバシー権は憲法が保障する基本的人権です。共産党市議団としては、個人情報保護の重要性をさらに知らせていくと同時に、市民のプライバシー権、個人情報を守ることを強く求めます。よって、この議案第72号及び議案第80号は容認することができないことから、反対し、討論といたします。 23: ◯数田俊樹議長  これで討論を終わります。             〔12番江口友子議員、13番端 文昭議員退場〕 24: ◯数田俊樹議長  これより採決を行います。議案第72号「平塚市個人情報の保護に関する法律施行条例」、議案第80号「平塚市個人情報保護条例を廃止する条例」、以上の2案件について、起立により採決をいたします。  賛成の議員は、賛成ボタンを押し、御起立願います。反対の議員は、着席のまま、反対ボタンをお押し願います。  それでは、議案第72号及び議案第80号は、いずれも原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 25: ◯数田俊樹議長  起立多数であります。よって、議案第72号及び議案第80号は、いずれも原案どおり可決されました。             〔12番江口友子議員、13番端 文昭議員入場〕 26: ◯数田俊樹議長  次に、残ります議案第81号「指定管理者の指定について〔平塚市聖苑〕」についてお諮りいたします。議案第81号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 27: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議案第71号 専決処分の承認について〔令和4年度平塚市一般会計補正予算〕      ※ 議案第84号 令和4年度平塚市一般会計補正予算      ※ 議案第91号 令和4年度平塚市一般会計補正予算              (委員長報告・表決) 28: ◯数田俊樹議長  次に、日程第5、議案第71号「専決処分の承認について〔令和4年度平塚市一般会計補正予算〕」、議案第84号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」、議案第91号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」、以上の3案件を一括議題といたします。  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。まず、金子修一総務経済常任委員長。                 〔21番金子修一議員登壇〕 29: ◯金子修一総務経済常任委員長  ただいま議長から報告を求められました議案第71号「専決処分の承認について〔令和4年度平塚市一般会計補正予算〕」、議案第84号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」及び議案第91号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」の総務経済常任委員会所管部分について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第71号についてであります。  質疑、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、本委員会の所管部分は承認すべきものと決定しております。  次に、議案第84号についてであります。  歳出の2款総務費では、質疑はありませんでした。  6款農林水産業費では、農業委員会費の農業委員会運営事業について、タブレット端末の導入の経緯や目的、納入時期を問われていたほか、データの更新や通信費についても尋ねられておりました。  次に、農地費の農道・用排水路維持管理事業について、今回農道の境界確定を実施する理由とその範囲、農道台帳の整備状況を問われておりました。そのほか、小規模土地改良整備支援事業について、補正計上した理由と修繕費の一部を助成する農業水利施設の場所などを尋ねられておりました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入では質疑はありませんでした。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、本委員会の所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第91号についてであります。  歳出の7款商工費では、商工業振興費の地域経済キャッシュレス化推進事業について、スターライトマネーで出産・子育て応援金を交付する趣旨や期限、スターライトマネーの取扱い店舗数の推移を尋ねられたほか、制度の延長や普及に向けた市の見解などについても問われておりました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入では質疑はありませんでした。  続いて、第2条の繰越明許費の補正では、市民や商店街の店舗に対してスターライトマネーの利用を促すための情報発信について、市の姿勢を尋ねられておりました。  第3条の債務負担行為の補正では、質疑はありませんでした。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、本委員会の所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。 30: ◯数田俊樹議長  次に、出村光都市建設常任委員長。                 〔26番出村 光議員登壇〕 31: ◯出村 光都市建設常任委員長  引き続きまして、議案第84号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」の都市建設常任委員会所管部分について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  歳出の8款土木費では、道路新設改良費の生活道路整備事業について、田村50号線の歩道整備に係る移設工事の具体的な内容について尋ねられておりました。  公園費の公園施設維持管理事業について、倒木等のおそれのある枯損木に関する情報の収集方法や、樹木の状態の確認・点検方法について質疑がありました。  次に、9款消防費です。消防施設費の消防署本署維持管理事業では、消防署本署における光熱水費の増加に対応するための増額補正に関連して、各出張所や分団の光熱水費の増額補正の必要性について問われておりました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入はなく、第3条の債務負担行為の補正では、湘南ひらつかビーチセンター指定管理料について、砂押し業務に係る費用や、強風・自然災害等により短時間で大量の砂が堆積した事例について質疑がありました。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、本委員会所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。 32: ◯数田俊樹議長  次に、佐藤貴子環境厚生常任委員長。                 〔1番佐藤貴子議員登壇〕 33: ◯佐藤貴子環境厚生常任委員長  引き続きまして、環境厚生常任委員会所管部分の審査の経過と結果について御報告申し上げます。  まず、議案第71号でありますが、質疑、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、本委員会所管部分は承認すべきものと決定しております。  次に、議案第84号についてです。  まず、歳出の3款民生費です。社会福祉総務費の福祉会館等管理運営事業では、パラスポーツ普及・推進のための取組などについて問われておりました。  児童福祉総務費の民間保育所施設整備支援事業では、補助金の交付対象の施設名を尋ねられておりました。  小児医療費助成事業では、コロナ禍における予算立ての考え方について問われておりました。  次に、歳出の4款衛生費です。予防費の健康増進事業では、増額補正する理由を尋ねられたほか、次期健康増進計画改定に係る市民アンケートの内容、対象者、実施時期、回収率の見込み等について質疑がありました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入では質疑がありませんでした。  続いて、第3条の債務負担行為の補正では、可燃ごみ及び資源再生物(ペットボトル・容器包装プラスチック)収集運搬業務委託料について、民間委託事業者が取り扱うごみの量を尋ねられたほか、可燃ごみ戸別収集の実施地域の選定基準や、ゼロカーボンシティの達成時期なども問われておりました。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、本委員会所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第91号についてであります。  まず、歳出の3款民生費では、質疑はありませんでした。  次に、4款衛生費では、予防費の母子保健事業について、出生数の減少に対する本市独自の取組や施策について問われておりました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入では質疑がありませんでした。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、本委員会の所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。 34: ◯数田俊樹議長  次に、片倉章博教育民生常任委員長。                 〔17番片倉章博議員登壇〕 35: ◯片倉章博教育民生常任委員長  引き続きまして、議案第84号「令和4年度平塚市一般会計補正予算」の教育民生常任委員会所管部分について、審査の経過と結果を報告申し上げます。  まず、歳出の3款民生費及び4款衛生費については、質疑がありませんでした。  続いて、10款教育費です。教育指導費の教育指導事業について、いじめ問題対策調査会の開催を増やす目的などの質疑があったほか、いじめに係る関係機関との連携の在り方や学校への支援について問われておりました。  GIGAスクール構想推進事業では、児童生徒が使用するタブレット端末の修繕について、年間の修繕台数や主な故障原因などのほか、修繕費用の負担先についても質疑がありました。  教育施設における光熱水費については、使用量の増減と教育委員会としての節約への取組が尋ねられておりました。  保健体育総務費の保健体育庶務事業では、ひらつかスポーツナビについて、システムの更新に合わせて、囲碁ボールを紹介するなど特色があるサイトにできないか尋ねられていたほか、サイトの閲覧回数や、スポーツコラムの更新状況と今後の予定について問われておりました。  以上で歳出の審査を終わり、歳入では質疑がありませんでした。  続いて、第2条繰越明許費の補正及び第3条債務負担行為の補正では、質疑がありませんでした。  おおむね以上のような質疑があった後、討論はなく、採決いたしました結果、全員異議なく、本委員会所管部分は原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上で報告を終わります。 36: ◯数田俊樹議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 37: ◯数田俊樹議長  これで委員長報告を終わります。  本件については、討論通告がございませんので、これより直ちに採決いたします。  お諮りします。議案第71号、第84号及び議案第91号の3案件は、いずれも原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 38: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第71号、第84号及び議案第91号の3案件は、いずれも原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 請願第6号 渡部亮議員の早期辞職を求める請願(委員長報告・討論・表決) 39: ◯数田俊樹議長  次に、日程第6、請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」を議題とします。  本件については、9番渡部亮議員の一身上に関する事件となりますので、地方自治法第117条の規定により、渡部議員の退席を求めます。                 〔9番渡部 亮議員退場〕 40: ◯数田俊樹議長  本件について、委員会審査の結果報告を求めます。諸伏清児議会運営委員長。                 〔4番諸伏清児議員登壇〕 41: ◯諸伏清児議会運営委員長  ただいま議長から報告を求められました請願について、議会運営委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  請願要旨は、お手元に配付されている請願審査報告書のとおりでありますので、内容の説明は省略させていただきます。  請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」についてであります。  討論では、「令和元年9月定例会の初日に渡部亮議員の議員辞職勧告決議が多数の議員の賛成によって可決された。辞職勧告決議をされてから、しっかり議員として公職に当たっていくと発言しながらも、議会を混乱させるような事態があったことを鑑み、また、今回の請願では、条例には抵触していないと発言をしていることに関して、あってはならない行為と考えるとあり、個人情報の取扱いに関しては、議会も含め、しっかりと行っていかなければならないとある。また、ほかの請願事項において、議会は市民を代表する側として、しっかり取り組んでいく姿勢を出さなければいけないとされていることから、この『渡部亮議員の早期辞職を求める請願』に賛成し、採択の討論とする」との本請願を採択とする立場からの討論がありました。  また、一方で、「請願事項は4つあるが、請願者の主な願意は、渡部亮議員の早期辞職を求めることにあると理解している。この案件は、刑事裁判としては、渡部議員は不起訴と判断されている。また、民事裁判では、裁判所の和解勧試を受けて、当事者同士、本市と渡部議員との間で、今年3月に和解が成立をしている。この事案は既に法の判断が出ているものである。法に基づき働いている議員は、司法の判断に従うべきだと思う。したがって、請願第6号『渡部亮議員の早期辞職を求める請願』については、反対、不採択とする」との本請願を不採択とする立場からの討論がありました。  採決では、採択について諮ったところ、賛成者起立多数により、本請願は採択とすべきものと決定しております。
     以上で報告を終わりますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 42: ◯数田俊樹議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 43: ◯数田俊樹議長  これで委員長報告を終わります。  これより討論を行います。あらかじめ通告がありますので、それに従って発言を許可いたします。初めに、20番小泉春雄議員。                 〔20番小泉春雄議員登壇〕 44: ◯20番 小泉春雄議員  湘南フォーラムの小泉春雄です。ただいま議題となっております「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」について、委員長報告に賛成の討論をいたします。  この案件は、渡部議員が、平成30年11月29日及び12月22日に、市職員、元職員としての立場を利用して、職務として知り得る個人情報を持ち出したことに端を発しております。令和4年9月21日の議員全員協議会で、出席議員の質問に自らの主張を述べていました。私は、その主張に多くの疑問を感じておりましたので、幾つか述べさせていただきます。  その1、選挙での利用は一切していないとする主張について、HANDSIGNの手話ダンス教室に参加申込みをした市職員家族2名のうち、1名は申込みだけで参加をされませんでした。にもかかわらず、HANDSIGNの名を使った選挙はがきが送られてきている。この方は、渡部議員とは全く面識がないとのことです。仮に、持ち出した個人情報を使って退職の挨拶状を出そうと考えたが、選挙の事前運動の禁止に抵触するおそれがあるからとの助言を受けたので、挨拶にも使っていないとの主張を信じるならば、その時点で元の職場を訪れ、個人情報の持ち出しを謝罪し、媒体機器を提出すべきだったと思います。もちろん媒体機器へのコピーは幾らでもできますので、個人情報があなたの手元に残ることは承知しておりますが、それが個人情報持ち出しの謝罪の一歩だったと考えます。しかし、あなたはそれをやらなかった。それは、選挙前に個人情報持ち出しが発覚すると、選挙での当選はおろか、立候補すらもできなくなってしまうことを恐れたからだと考えます。  その2、犯罪を犯したわけではないとする主張について、パソコン2台とUSBメモリー2台を使い分けて、セキュリティーの網をかいくぐり、個人情報を持ち出している。他の自治体で発生した紙の情報をコピーした案件よりも、計画性、恣意性が相当強いものと感じる。これを犯罪でないとする当該議員の倫理感覚は到底受け入れられるものではありません。  その3、個人情報持ち出しは市の個人情報保護条例には抵触していないとの主張について、個人情報保護条例は、日々個人情報を目にしている市職員の情報持ち出しを想定して制定されていなかったと考えております。持ち出しそのものは、市職員としてやってはならないことで、その行為、そのことがアウトであります。許されないことをやってしまったんです。議員辞職をもって市民にわびる以外に何がありますか。市職員は高い倫理観が求められているからです。しかも、退職後にも元職員という立場で、本来ならば一般市民が立ち入れない職域に入り、個人情報の持ち出しをした、これはかつての同僚職員の信頼を裏切ったことになります。  その4、刑事訴訟不起訴について、不起訴により個人情報持ち出しの嫌疑が全て解消されたわけではなく、訴訟遂行の上で、証拠が100%であるかどうか、被害のうちどの程度市民に実害が発生したかなどが判断材料になったものと推測されます。莫大な資料を基に警察は告発を受理している、この事実を受け止めるべきであると思います。  私は、2019年8月に審議された議員辞職勧告決議案に反対をいたしました。それは、議員辞職勧告に反対したものではなく、議員の出処進退は自らが判断されるべきことであり、ここは渡部議員の良識ある判断に期待し、辞職されると私は考えたからですが、私の思いは完全に裏切られました。(17番片倉章博議員「そうだ」と述ぶ)  渡部議員は、2019年4月の市議会議員選挙に立候補され、4000名以上の市民から支持を受け、当選をされました。渡部議員は、選挙中そうした行為を一切語らず、議員になられました。しかし、議員在職中に個人情報の持ち出しをしたことが発覚した結果、あなたに投票した市民は裏切られたという気持ちになったと思います。あなたを支持した市民の方に、議員辞職で反省する態度を示すべきです。議員辞職勧告決議案は市民から負託を受けている議員が提出したものですが、今回の請願は市民の方から出されたもので、多くの市民の方が議員として居座り続けることに強い憤りを持っている表れであります。  最後に、請願文にもありますが、議員は、市民を代表する公人として、地域のことや住民福祉の向上等に努め、市民から信頼を得る議員活動を行うこととあります。私たちは常にそういった強い思いを持って議員活動をしております。しかし、今次「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」に先ほど申し上げた一文があることは、市民の方から議員は渡部議員と皆同じだとみなされているのかと考えます。甚だ迷惑な話であります。渡部議員に良識のかけらがあるならば、即刻この場で議長に辞職願を提出すべきです。  最後に、この討論は、平塚市議会の名誉を守り、何よりも将来あるあなたが自分の責任を認め、出直しをする最後のチャンスだと考えたからです。  以上を申し上げ、湘南フォーラムを代表しての討論といたします。 45: ◯数田俊樹議長  次に、21番金子修一議員。                 〔21番金子修一議員登壇〕 46: ◯21番 金子修一議員  金子修一でございます。「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」について、反対の立場から討論をいたします。  渡部議員が個人情報を持ち出したということは、何回もいろいろな場所でも話題になっております。その中で、こういう案件というのは──これは行政側が出してきた問題なんですが──お互いに全てどっちが正しいということは言えないと私は思っております。渡部議員側も意見があるでしょうし、平塚市側も意見があると思います。全て100%ということではありません。  日本の法律では、そういう場合は裁判によって決着がつきます。この件も、平塚市は、個人情報漏えいということで刑事告訴しました。先ほど委員長報告で、刑事裁判が行われましたと言いましたけれども、刑事裁判は行われておりません。これは刑事事件です。改めて委員長に私は質疑で訂正を求めようとしましたけれども、この場で申し添えます。ということで、刑事事件としては不起訴ということで、また、民事事件がその後市より提出され、民事では和解ということになりました。和解ということは、お互いにどちらかが了もあり不可もあるということで、その比率の問題は別にして、何か100%が全てこっちだということではなかったと私は認識しております。  そういうことで、こういう件は、議会でどうのこうのという判断──これを議論することはいいですけれども──先ほど小泉議員が話したように、辞職すべきだというような言葉は使ってはいけません。それは本人の考え方の問題であり、辞職したくなかったら辞職しないで、平塚市に対して真剣に議会活動を進めるべきでしょうということで、私は反対します。  せっかくこの場に立ちましたので、私の政治信条を含めて一言申し述べさせていただきます。私が大学生の頃というから、60年ぐらい前になりますかね。その当時、平塚市では有名な国会議員、衆議院議員、河野一郎先生がおられました。河野一郎先生は、平塚市の名誉市民であります。河野一郎先生は、河野太郎衆議院議員の、大臣のおじいさんに当たる人です。そのとき、私は、ここの席におります府川勝議員と一緒に(「おかしいじゃないか」と述ぶ者あり)(1番佐藤貴子議員「請願の審査」と述ぶ)(「おかしいじゃん」と述ぶ者あり)(17番片倉章博議員「議長、おかしいぞ」と述ぶ)河野先生の留守番役を引き受けておりました。衆議院会館です。そのとき、河野一郎先生が何を言ったかというと(「ずれてる」と述ぶ者あり)正直であり、率直であれということを私に諭していただきました。そういうことを私は政治家になって政治信条として(24番府川正明議員「請願の趣旨と違うんじゃねえかな」と述ぶ)努めております。 47: ◯数田俊樹議長  金子議員、発言を止めてください。確認なんですけれども、今、私の政治理念を話すという発言をされてから入っているんですが(21番金子修一議員「だって、討論だから」と述ぶ)確認させてください。(21番金子修一議員「討論だからいいじゃない」と述ぶ)(17番片倉章博議員「請願の討論じゃないだろう」と述ぶ)(21番金子修一議員「だから、この後に締めがある」と述ぶ)請願の討論に関係することなんですね。(21番金子修一議員「うん、ある。同じことを話すからあります」と述ぶ)関係することを話した上でですね。分かりました。(21番金子修一議員「締めがあるんだから、その過程だからいいんじゃないの」と述ぶ)討論に関係ある言葉ということですね。どうぞ。 48: ◯21番 金子修一議員  ということで、正直であり、率直であれという言葉を私は先ほど言いました政治信条として大事にしております。いろいろ議長のほうから、今、何か中断の催促が来ましたけれども、私は議長采配も不信に思うんですが。 49: ◯数田俊樹議長  確認でした。 50: ◯21番 金子修一議員  そういうことで、渡部議員も私も含めて、皆さん方そうですけれども、特に渡部議員はこれからも、いろいろ問題が起きたということは、自分にも何かがあるのかという気はしますので、襟を正した中で、真摯に反省して、これを自分の糧として大きく飛躍していっていただきたいと思います。ということで、私はこの請願には反対いたします。最後まで言わせてくれよ。 51: ◯数田俊樹議長  続いて、15番須藤量久議員。                 〔15番須藤量久議員登壇〕 52: ◯15番 須藤量久議員  清風クラブを代表し、請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」に対し、賛成の立場から討論いたします。  平塚市議会は、令和元年9月定例会において、渡部亮議員に対する辞職勧告を決議しました。3年後の本年9月21日には、議員全員協議会が行われ、議会に対して初めて個人情報持ち出し事案に関する渡部議員からの説明がされましたが、この事案に対する真摯な姿を感じられず、同僚議員から多くの厳しい意見が述べられる結果となりました。  議員は、本請願にもあるように、市民を代表する公人として高い倫理性や規範意識が求められます。また、地域のことや住民福祉の向上等に努め、市民から信頼を得る議員活動を行うとともに、市民の代表であることを強く意識し、責任ある行動をすることも求められています。  これらの点からも、いま一度自らの行動を振り返り、見詰め直し、真摯に向き合い、反省し、市民への説明責任を果たすべきと考えます。人はやり直すことができます。できると信じています。そのためにも、掛け違えたボタンは全て外し、正しい位置から一つ一つかけ直していくべきだと考えます。それが責任ある行動であり、信頼を得ることにつながると考えます。  以上、意見を付して、請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」に対する賛成の討論とします。 53: ◯数田俊樹議長  続いて、7番上野仁志議員。                 〔7番上野仁志議員登壇〕 54: ◯7番 上野仁志議員  公明ひらつかの上野仁志です。公明ひらつかを代表して、ただいま議題となっております請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」に対し、採択すべきとの立場で討論いたします。  本請願は、渡部亮議員が市議会議員に当選される前の市職員時代並びに職員を退職した翌日に、市民の個人情報を不当に持ち出したとして、平塚市と訴訟になり、本年3月に裁判所の和解に至った事案に対して、これまでの報道、市の説明、9月21日に開催された議員全員協議会における渡部亮議員本人からの説明や、これまでの議会の議事録を考慮し、元職員としても議員としてもあってはならない行為であることから、渡部亮議員の早期辞職を求めるとともに、我々議員と議会に対し、市民の皆様の視点で、市民の代表たる市議会議員のあるべき姿を求めるものです。  令和元年8月8日、渡部亮議員による個人情報持ち出しに対する謝罪会見を受け、平塚市議会は、令和元年9月議会の初日である8月29日に、辞職勧告決議を賛成17、反対7で決議しています。その決議文には、我々市議会議員は、議会の品位を汚すことなく、その立場と職責の重さを深く自覚し、法令、条例を遵守し、市政の発展と住民の福祉の向上に努めなければならない。渡部亮議員の行為は公務員としてあるまじき行為であり、また、社会人として規範に背くものであり、市議会議員としても市民の信頼を著しく損なうものである。事態の重大さを真摯に受け止め、自らの意思によりその職を辞することを勧告するとしています。平塚市議会による辞職勧告決議と、請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」の訴えは、根底で同じ問題を指摘しています。  令和2年10月21日に、横浜地方検察庁で不起訴処分となったことで、責任問題は決着しているとする人もいるようですが、不起訴の理由は嫌疑不十分であって、潔白を証明する嫌疑なしや罪とならずではありません。また、民事訴訟においても和解が成立し、決着済みとの見方もありますが、あくまで平塚市と本人の間における損害賠償の決着がついたにすぎず、12月22日に248件の個人情報を持ち出した事実と、2人の市民に渡部亮氏から選挙はがきが届いた事実は変わりなく、この和解をもって市民、あるいは市議会に対する説明責任が果たされたとは到底言い難いものがあります。  人として、法律や条例を守るのは当然のことですが、市民を代表する市議会議員をはじめとする政治家に求められているのは、法や規則で判断する以前の、その人が持つモラル、倫理観の高さであり、正しく善悪を判断できることではないでしょうか。請願要旨にあるとおり、個人情報を持ち出したが条例に抵触していないとする渡部亮議員の発言は、市民を代表する、高い倫理性を求められる議員像と比べ、市民として到底理解できるものではありません。  加えて、渡部亮議員は、謝罪会見の中で、辞職はせず、議員として仕事で市民にお応えしていくと話されていましたが、翌年の令和2年3月議会で、第17回全国スノーボード技術選手権兼第9回スノーボードデモンストレーター選考会に参加するための欠席届を議長に提出。自らがこの大会に参加することが平塚市の発展に貢献できると思ったと説明されており、謝罪会見で示した議員として仕事で市民にお応えする姿は確認できません。(17番片倉章博議員「そうだ」と述ぶ)  さらに、本請願は、我々議員は、市民の代表として、市民から信頼を得る議員活動を行うことも、議会として透明性の高い議会の運営と積極的な情報の公表も求めています。至極当然のことと考えます。よって、本請願を重く受け止め、「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」は採択すべきものと主張します。 55: ◯数田俊樹議長  これで討論を終わります。  これより採決を行います。請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」について、起立により採決を行います。  委員長報告のとおり採択に賛成の議員は、賛成ボタンを押し、御起立願います。反対の議員は、着席のまま、反対ボタンをお押し願います。  それでは、請願第6号は、委員長報告のとおり採択と決定することに賛成の議員の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 56: ◯数田俊樹議長  起立多数であります。よって、請願第6号は採択と決定いたしました。  さきに除斥されました渡部亮議員の出席を求めます。                 〔9番渡部 亮議員入場〕 ─────────────────────────────────────────────      ※ 会議案第5号 平塚市議会の個人情報の保護に関する条例 57: ◯数田俊樹議長  次に、日程第7、会議案第5号「平塚市議会の個人情報の保護に関する条例」を議題といたします。  本件は、全会一致により議会運営委員長から提出されたものであります。  議員各位におかれましては、その内容、趣旨を御承知いただいているものでございますので、先例に倣い、提案説明など一連の議事手続を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 58: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、これより採決を行います。  お諮りします。会議案第5号は原案どおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 59: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、会議案第5号は原案どおり可決されました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 閉会中調査申し出の承認について 60: ◯数田俊樹議長  次に、日程第8、「閉会中調査申し出の承認について」を議題といたします。  各委員会の所管事務についてお諮りします。本件について、各委員長申出のとおり、議会閉会中も調査できることにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  以上で12月定例会の全日程を終了いたしました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 議長の挨拶 62: ◯数田俊樹議長  それでは、本年最終の市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  昨年から引き続き、市議会の開催につきましては、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、議会運営を行ってまいりました。対策を講じた上で、議員の皆様には、市民生活に密接に関わる数多くの議案、市政全般にわたる重要な案件につきまして、活発な審議と議論を重ねられ、なおかつ、円滑な議事運営に対しましても御尽力をいただきましたことに厚く御礼を申し上げる次第であります。今後も、議員の皆様の御協力の下、さらに市民の皆様にとって開かれた議会を目指していく所存でございます。  また、理事者の皆様におかれましても、コロナ禍による行政事務が繁忙を極める中で、誠意を持って議会審議に御協力をいただきましたことを、議会を代表いたしまして御礼申し上げます。  さて、先ほど、請願第6号「渡部亮議員の早期辞職を求める請願」が採択されました。その請願事項に、議員は、市民を代表する公人として、地域のことや住民福祉の向上等に努め、市民から信頼を得る議員活動を行うこと、議会は、透明性の高い議会運営を行うとともに、積極的に情報の公表を行うこと、また、議員は、市民の代表であることを強く認識し、責任ある行動をすることとありました。我々議員一人一人が、市民から選ばれた代表としての職務の重さを認識し、襟を正していくことはもちろんのこと、任期満了まで残された4か月間、市民代表の公人として真摯に議会活動に取り組むことが大変重要かと存じます。二元代表制の一翼を担う市議会として、おのおのの議員は、このたびの請願を重く受け止め、職務を遂行していただくようお願いを申し上げます。  今年もあと10日ほどとなりました。議員の皆様をはじめ、市理事者、職員の皆様方におかれましては、これから寒さも一層厳しくなることから、くれぐれも御自愛いただき、ますますの御多幸と明るい新春をお迎えくださいますことを心からお祈りいたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。      ※ 市長の挨拶 63: ◯数田俊樹議長  この際、市長から特に発言を求められておりますので、これを許可いたします。                  〔落合克宏市長登壇〕 64: ◯落合克宏市長  特に議長からお許しをいただきましたので、年末に当たり、御挨拶を申し上げます。  先月28日に開会いたしました12月市議会定例会は、本日ここに最終日を迎えました。議員各位には、24日間にわたって活発な御審議を賜り、誠にありがとうございました。  今年は、流行の波を繰り返す新型コロナや、海外情勢に起因する物価高などの影響で、先行きの不安を払拭できない一年でした。一方、ウィズコロナの下で、社会経済の正常化が進み、世の中には明るい兆しが見られ始めるようになりました。湘南ひらつか七夕まつりをはじめ、3年ぶりのイベントや活動が動き出すにつれて、地域社会には活気や人と人との触れ合いが徐々に取り戻され、その大切さを実感することができました。  4月1日には市制施行90周年を迎えました。この記念すべき節目に、まちの歩みを振り返り、互いに助け合いながら困難に打ち勝ってきた先人たちの功績を再確認するとともに、平塚の強みや魅力をしっかりと総括し、次の世代に引き継いでいかなければならないとの思いを新たにしました。今年度、議員の皆様と力を合わせ、未来への第一歩を踏み出せたことを大変光栄に存じます。  年の瀬もいよいよ押し迫り、今年も余すところあと僅かとなりました。議員、市民の皆様におかれましては、健康には十分御留意いただき、御家族共々健やかな年末年始を過ごされますようお祈り申し上げます。1年間ありがとうございました。 65: ◯数田俊樹議長  以上をもちまして令和4年12月第4回平塚市議会定例会を閉会いたします。長期間にわたりまして大変御苦労さまでした。ありがとうございました。                   午前11時17分閉会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議 長   数 田 俊 樹       副議長   鈴 木 晴 男   署名議員      21 番   金 子 修 一       22 番   府 川   勝      23 番   臼 井 照 人       24 番   府 川 正 明 発言が指定されていません。 Copyright © Hiratsuka City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...